
野球用品メーカー図鑑
ローリングス Rawlings
1887年にアメリカで生まれた野球用品メーカー。MLBの公式球や、自ら作ったゴールドグラブ賞で知られます。当サイトでもグローブの登録数はミズノ・ゼットに次ぐ3位です。
※本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。商品リンクから購入されると当サイトに紹介料が入ることがあります。当サイトはローリングス社とは関係のない独立したサイトです。
※「グローブ登録数3位」は、当サイト掲載の選手(OB含む)の道具データを2026年10月に集計した結果です(当サイト調べ)。
目次
ローリングスってどんなメーカー?
1887年、セントルイスで創業
ローリングスは、1887年にアメリカ・セントルイスでジョージとアルフレッドのローリングス兄弟が始めた会社です。日本の公式サイトは「Official Glove, Ball & Helmet of Major League Baseball」と掲げていて、MLBの公式球も作っています。守備のうまい選手に贈られる「ゴールドグラブ賞」は、1957年にローリングスが作った賞です。2018年からは投資会社とMLBが出資する会社の傘下にあり、2020年にはバットで知られるイーストンの買収も発表しました。
日本では「ローリングスジャパン」が販売
日本では長く、アシックスがライセンスを受けてローリングスの野球用品を作って売っていました(東洋経済の報道では1976年に契約)。この契約が2012年末で終わり、アシックスは自社ブランドに切り替えます。ローリングスは日本法人「ローリングスジャパン合同会社」(2011年設立、東京都品川区)をつくり、公式サイトによると2013年から日本で自ら事業を始めました。専門店の記事によると、切り替えのあと日本のプロ選手のローリングス使用は一時減りましたが、その後また増えたとされています。
ローリングスの早わかり表
| 会社名 | ローリングスジャパン合同会社(日本法人。本社は米国) |
|---|---|
| 創業 | 1887年(米国セントルイス) |
| グラブの主なシリーズ | PRO PREFERRED、HOH(PREMIUM/JAPAN/UTILITYなど)、HOH PRO EXCEL、HYPER TECH |
| グラブの生産国 | PRO PREFERRED・HOH PREMIUMなどはフィリピン製、HOH JAPANと軟式HOH ADVANCEは日本製 |
| そのほかの用品 | バット、バッティンググローブ、ヘルメット、手入れ用品、ウェア(スパイクとローリングスの捕手防具は見当たらない。イーストンの少年用はある) |
シリーズ:PRO PREFERREDとHOH
ローリングスのグラブは、PRO PREFERRED(プロプリファード)とHOH(Heart of the Hide)が硬式の柱です。日本の公式サイトの「シリーズから探す」には30以上のシリーズが並んでいて、種類の多さも特徴です。価格は2026年10月時点の公式サイトの表示(税込)です。
PRO PREFERREDプロプリファード
カナディアンキップを使った上位シリーズ
- 硬式グラブ60,500円(Wizard #02は63,800円)
- 裏革に和牛の「Grip Chewy Leather」
- フィリピン製
HOHHeart of the Hide
ステアレザーを中心にしたシリーズ
- 硬式:PREMIUM 63,800円、JAPAN 60,500円、UTILITY 52,800円
- 軟式:ADVANCE 38,500円、PRO EXCEL 30,800円〜(Wizard #02は33,000円)
- HOH JAPANは北海道十勝産の原皮を使った日本製
💡 手ごろな軟式のHYPER TECH(ハイパーテック)は19,800円、MLB公認マークの入ったMLB COLOR SYNCは26,400円です。「Wizard」は単独のシリーズではなく、「PRO PREFERRED Wizard #02」のようにシリーズ名の一部として使われています。
🧤 ローリングスのグローブの特徴・傾向
型の傾向:硬めでしっかり、外野用に強み
- MLBでの使用率がとても高い。専門メディアのBatDigestの集計(2026年5月)では、グラブのブランドが分かったMLBの野手のうち59.4%がローリングスでした。
- 外野用に強み。専門店のブログ(超野球専門店CV)は、ローリングスの外野手用は横から見ると親指が小指より長い作りで、他社より外野手用の割合が高いように感じると書いています。
- 革がしっかりして型崩れしにくい。口コミでは、型崩れしにくく、型が付くと手になじむという声があります。専門店のブログ(2021年)では、軟式の「PRO EXCEL」シリーズを、個人的には今出ている軟式グラブの中で一番ではないかと評価していました。
- デザインが多彩。カラフルなモデルや、MLB公認マーク入りのモデルなど、見た目で選ぶ楽しさがあります。
⚠ 知っておきたいクセ:新品は硬く、型付けに時間がかかるという声。口コミや個人のレビューでは、革が厚く新品は硬さが残る、他社より「やや重め」と感じる、という声があります。アメリカの販売店も、PRO PREFERREDは慣らしに時間がかかると説明しています。お店の型付けサービスを使うのも手です。
注目のモデルをピックアップ
三塁・内野
浅村モデル(PRO PREFERRED)
楽天・浅村栄斗選手と同じ型の硬式内野手用(GH4PRNP6FS)。公式はサード特化の型で、指の位置をずらして入れる「フィンガーシフト」の作りと紹介しています。オリックス・宗佑磨選手と同じ型の三塁手用(GH3PRNP6)もあります。
投手
HOH PREMIUM
硬式HOHの上位モデル(グラブ63,800円)。投手用(GH6HPA15W)は表革に「ブリリアントステアレザー」を使ったフィリピン製です。ファーストミット(64,900円)もあります。
外野
PRO PREFERRED 外野手用
ローリングスの外野手用は、専門店によると親指が小指より長い作り。専門店のブログ(2021年)では、外野手用の「Y70」は糸井嘉男さんが使っていたモデルと紹介されています。外野用で選ばれることが多いメーカーです。
革の特徴:キップ・ステア・和牛
グローブの革は、どのメーカーも大きく2つに分かれます。キップは若い牛の革で、きめが細かく軽いのが特徴。ステア(成牛の革)は厚みがあって丈夫です。ローリングスは商品ページに表革と裏革の名前、生産国をはっきり書いているので比べやすいメーカーです。
| シリーズ | 系統 | 表革/裏革 | 生産国 |
|---|---|---|---|
| PRO PREFERRED | キップ | カナディアンキップレザー/Grip Chewy Leather(和牛) | フィリピン |
| HOH PREMIUM | ステア | ブリリアントステアレザー/共革 | フィリピン |
| HOH JAPAN | - | ジャパニーズレザー(北海道十勝産の原皮)/Grip Chewy Leather(和牛) | 日本 |
| HOH UTILITY | ステア | USステアレザー/ソフトステアレザー | フィリピン |
| 軟式 HOH ADVANCE | ステア | カルフォルニアンステアレザー/共革 | 日本 |
※表は公式サイトの各商品ページ(代表的な品番)の表記です。「-」はキップかステアかが書かれていないものです。同じシリーズでもモデルによって革が違うことがあります。
ポジション別の選び方
| ポジション | ローリングスの例 | ポイント |
|---|---|---|
| 投手 | PRO PREFERRED(A14など)、HOH PREMIUM(A15W)、HOH JAPAN(D15) | 「A」で始まる型が多い(例外あり) |
| 三塁 | PRO PREFERRED 浅村モデル・宗モデル | 公式で「サード特化」とされる型がある |
| 外野 | PRO PREFERRED(Y70など) | 親指が小指より長い作り(専門店) |
| 一塁 | PRO PREFERRED、HOH PREMIUM、BREAK THE MOLD | BREAK THE MOLDはグラブとミットを合わせた「グラミット」 |
| 捕手 | BREAK THE MOLD(硬式)、HOH ADVANCE・HYPER TECH(軟式) | 硬式の通常のキャッチャーミットは公式の一覧の一部で見当たらなかった |
高校野球を始める人向けには、公式が「高校野球入門MODEL」とするHOH UTILITY(52,800円)があります。販売店のサイズ表では、ローリングスのグラブはcmとインチの両方で書かれていることが多いです。
オーダーグローブ
公式の「カスタムグラブ」のシミュレーターで、硬式・軟式・ソフトボール・MLBモデルのデザインを作れます。2026年はWizard #01やHOH JAPANなどのスペシャルオーダーが対象です。シミュレーターには取扱販売店への案内があり、注文はお店を通す形とみられます。今の価格と納期は公式に載っていないので、注文するお店で確認してください。楽天にもローリングスのオーダーを受け付けているお店があります。
買う前に知っておきたいこと
- 新品は硬く、やや重めという声。型付けに時間をかけるつもりで選びましょう。
- 上位モデルは高め。硬式はPRO PREFERRED・HOHで6万円台が中心です。
- 同じサイズ表記でも大きさが違うことがある、という声。モデルによって作りが違うので、できればはめて選ぶのが安心です。
- いい点も。革と生産国の表記がはっきりしていて、デザインやシリーズの選択肢が多いのは大きな魅力です。
サイズの選び方:表記はcmとインチの併記
販売店のサイズ表によると、ローリングスの大人用グラブは「4」〜「13」の数字で表され、cmとインチが対応しています。数字が大きいほど大きいグラブです。
| 表示 | cm | インチ |
|---|---|---|
| 4 | 27.3 | 10 3/4 |
| 6 | 28.6 | 11 1/4 |
| 8 | 29.8 | 11 3/4 |
| 10 | 31.1 | 12 1/4 |
| 12 | 32.4 | 12 3/4 |
| 13 | 33.0 | 13 |
※販売店(スポーツマリオ)のサイズ表から一部を抜き出しました。間の5・7・9・11もあります。
同じ販売店の表では、ローリングスの「4」は27.3cmですが、アシックスの「4」は28.0cmです。号数だけで他社と比べるとずれるので、cmで比べましょう。販売店は、表示サイズが同じでも仕上がりや品番によってサイズ感は変わる、とも書いています。
なお、軟式の「MLB COLOR SYNC」の「U.S.Aサイズ」は、公式によると一般的な日本のグラブより大きめのブランドラベルのことで、グラブ本体の大きさの話ではありません。
プロ選手と同じモデルは買える?
型が同じモデルは買えます。公式のアドバイザリースタッフのページでは、楽天・浅村栄斗選手やオリックス・宗佑磨選手と同じ型の硬式グラブが、品番つきで紹介されています。宗選手の型は、公式によるとマチャド選手と同じウェブで、背面を薄くして軽くした作りです。
ただし、選手が使う物と全く同じとは限りません。たとえば阪神・村上頌樹選手のグラブは、公式によると北欧の寒い地域で育った牛の原皮を、国内のタンナー(革を作る会社)が、硬さが手に伝わるように鞣(なめ)した特別な革です。同じ革の市販品は確認できませんでした。また、現行のPRO PREFERREDには選手名に由来しそうな型番もありますが、どの選手の型かは公式に書かれていません。
公式の2026年カスタムグラブには「MLBプレイヤーズ(硬式・軟式)」の枠もあります。中身は画像で案内されているので、メジャー選手の型が気になる人は公式ページとお店で確認しましょう。
日本製と海外製、どう違う?
ローリングスは商品ページに生産国を書いています。公式によると、日本製は硬式のHOH JAPANと軟式のHOH ADVANCEです。HOH ADVANCEは「硬式グラブの工場で作る軟式」と説明されています。PRO PREFERREDやHOH PREMIUM、HOH UTILITYはフィリピン製、ジュニアのHYPER TECH COLOR SYNCはベトナム製です。
公式は革の違いも説明しています。ステアハイドは生後3〜6カ月で去勢された成牛の革、キップスキンは生後6カ月〜2年以内の中くらいの牛の革です。生産国より、どの革を使っているかで手ざわりや重さが変わると考えて選ぶとよいでしょう。
- 米国モデルとの違いは公式の説明なし。個人ブログでは「米国のグラブは大きめで革が厚く硬い」「日本法人ができてから日本メーカーに近い作りが増えた」と書かれていますが、公式の説明は確認できませんでした。
- 日本製は数が少ない。日本製を選べるのは一部のシリーズだけです。欲しい型が日本製にあるかは、品番ごとに公式ページで確認しましょう。
🏏 バット・バッティンググローブ・ヘルメット
バット
硬式の木製バットは、PRO PREFERRED USA MAPLE(29,700円)、北海道ハードメイプルや北海道ダケカンバのモデル(17,600円)などがあります。軟式は複合バットのICON ONE(49,500円)と、金属の5150(16,500円)。グループ会社になったイーストンの製品も日本の公式サイトで扱っています。
バッティンググローブ
上位のICON(9,680円)、PRO PREFERRED(8,690円)から、手ごろなハイパーグリップ(3,960円)まであります。高校野球では手袋の色が白(革の自然色を含む)か黒の一色と決まっていて、ローリングスにも「高校野球ルール対応」のモデル(両手 4,950円/ダブルベルト 3,960円)があります。
ヘルメット・ウェア
硬式用ヘルメットのマッハ(本体のみ10,450円、顎ガード付き13,200円)があります。MLBの公式ヘルメットもローリングスです。ウェアはアンダーシャツや練習着、チームオーダーのユニフォームなどがあります。なお、スパイクとローリングスブランドのキャッチャー防具は、2026年10月時点の日本の公式サイトのカテゴリには見当たりませんでした(イーストンのリトルリーグ用キャッチャー防具は下で紹介します)。
🏏 バットをくわしく:硬式木製・新基準金属・軟式
ローリングスジャパンは、自社のバットに加えて、グループ会社のイーストン(EASTON)のバットも公式サイトで扱っています。価格は2026年10月時点の公式サイトの表示(税込)です。
硬式の木製バット
| モデル | 木材 | 価格 | 生産国 |
|---|---|---|---|
| PRO PREFERRED USA MAPLE | 北米産ハードメイプル | 29,700円 | 米国 |
| PRO PREFERRED GF | - | 27,500円 | - |
| PRO LABEL バーチ | バーチ | 25,300円 | - |
| PRO PREFERRED LT | - | 23,100円 | - |
| BIG STICK ELITE USA MAPLE | USAメイプル | 20,900円 | - |
| 北海道ハードメイプル | 北海道産メイプル | 17,600円 | 日本 |
| MAC JACK ハードメイプル | ハードメイプル | 15,400円 | 中国 |
※公式サイトの硬式バット一覧と商品ページの表記から主なモデルを抜き出しました(ほかに北海道ダケカンバなどのモデルもあります)。「-」は今回確認できなかった項目です。
公式によると、PRO PREFERRED USA MAPLEはMLBの「INK DOTテスト」(木目のまっすぐさを見る検査)に合格した木材だけを使っています。公式は、伐採された材のうち3%しか採れないとされる素材と説明しています。84cmで平均880g、85cmで平均890g、直径63mm。打球部が硬く、バーチや北海道メイプルより「しなり」がある、と説明されています。
国産材がよい人には北海道ハードメイプル(日本製)があります。公式は「硬い打感とねばりのあるしなり」とし、北米産より硬い打感と書いています。木のバットは自然の木材のため、重さに±1オンス(約30g)の許容範囲がある、と公式も注意書きしています。
高校野球の新基準・中学硬式の金属バット
高校野球では2024年から、金属バットの最大直径が64mm未満、重さが900g以上という新基準になりました(高野連の資料)。公式サイトの一覧では、ローリングスブランドの硬式金属バットは見当たりませんでした。代わりにイーストンの硬式金属バット(R5 ST、ALX100 ST、BLACK MAGIC)が各33,000円で並んでいます。
公式の商品ページでは、硬式R5 STは直径2 1/2インチ(公式の表記は64mm)・900g以上、長さ82〜85cm、中国製です。販売店はこのモデルを「高校野球新基準」と表記しています。ただし公式ページには「新基準」の文字はありません。買う前にお店で対応を確認しましょう。
中学硬式(ボーイズ・シニアなど)向けには、イーストンの中学硬式用(R5 ST、ALX100 ST、MAV-1)が各27,500円です。公式によると、R5 STの中学硬式用は直径67mmで、83cmなら平均800gです。
軟式バットの選択肢
一般軟式は、ICON ONEとイーストンのHYPE FIRE(どちらも49,500円)が上位です。2027年春夏モデルの軟式「ICON」「HYPE FIRE」は、公式で先行予約が案内されています(公式によると、ジュニア用は2026年11月13日発売、一般用は2027年2月上旬発売予定)。金属なら5150(16,500円)やイーストンのR5 ST・ALX100 ST(各23,100円)があります。
ローリングスは軟式用の木製バットも出しています。BIG STICK ELITE 軟式ダケカンバ(軽量モデル、17,600円)やMAC JACK 軟式メイプル(14,300〜16,500円)があります。練習用には、トス・ティー打撃もできる軽量トレーニングバット(680g、12,100円)や、PRO PREFERRED グラスファイバー巻きメイプル(18,700円)もあります。
⚠ 試合で使えるかは大会のルールしだい。軟式の木製や練習用バットが、所属チームの大会で使えるかは公式ページに書かれていません。チームやお店で確認してください。
中学硬式・手ごろな木製も見る
👕 ウェア・練習用品・キャッチャー防具
ウェア:防寒とアンダーシャツが充実
公式サイトのアパレルは20ページ分あり、品数は多めです。2026年10月時点の新着は秋冬物が中心で、パデッドフードジャケット(17,380円)、ウインドブロック ジャケット(12,100円)、ブロックフリースジャケット(10,780円)などが並んでいます。
アンダーシャツは、裏起毛の「パワーストレッチ 裏起毛アンダーシャツ」(5,280円、中国製)があります。公式は「あったか裏起毛・ゆるフィットストレッチ」と説明していて、サイズはS〜2XOです。ボトムスには「3D俺のパワーパンツ」などのシリーズがあり、ユニフォームパンツやスライディングパンツでも絞り込めます。
練習用品:ティー台やボール入れ
公式の「トレーニング用品」には、プロモデルバッティングTEE(7,590円)、クイックティープロ(6,490円)、ボールバック 5D(3,190円)、折りたたみのバットスタンド(14,300円)、デュアルピッチカウンター(1,870円)が載っています。ティー打撃の台をそろえたい人に向いています。
キャッチャー防具はイーストンのリトルリーグ用
ローリングスブランドのキャッチャー防具は、公式のプロテクター一覧に見当たりませんでした。ただし、公式サイトのイーストンの「リトルリーグ 防具」には、GAME TIMEのヘルマスク(20,900円)、プロテクター(20,900円)、レガーズ(24,200円)があります。
公式によると、ヘルマスクはタイ製で、サイズはS(52〜57cm)とL(57〜60cm)。「US安全基準、NOCSAE合格商品」と書かれています。
- 日本の大会で使えるかは要確認。マスクの説明は米国の安全基準で、日本の軟式・硬式の大会で使えるかは公式ページで確認できませんでした。
- 一般・高校向けは見当たらない。2026年10月時点の公式サイトで確認できたのは「リトルリーグ 防具」の分類だけで、一般・高校向けのキャッチャー防具は確認できませんでした。
🧴 ローリングスの手入れ用品
オイルは「バランシング オイル」「グリップチャージ オイル」(各2,750円)、仕上げ用の「テッカテカ」(990円)、消臭スプレー「お疲れっしゅ」(2,750円)など、名前が個性的な手入れ用品がそろっています。価格は公式サイトの表示です。
オイル以外の手入れ道具と型付け用品
公式のメンテナンス用品には、オイルのほかに次のような道具があります(2026年10月時点の公式表示・税込)。
| 道具 | 価格 | 使い道 |
|---|---|---|
| 汚れを取れ ブラシ(豚毛) | 770円 | 毛穴のほこり落とし |
| 磨け ブラシ(馬毛) | 1,100円 | ブラッシングで艶出し |
| グラブドライヤー | 880円 | 汗や湿気を吸う乾燥剤 |
| メンテナンスミット | 880円 | 仕上げの艶出し |
| グラブベルト+型ボール | 1,650円 | 型を保つ |
| グラブホルダーⅡ | 1,650円 | 型を保つ |
※使い道は公式の「メンテナンス」ページの説明と商品名によります。
公式のメンテナンスページは、用品を「クリーナー(汚れ落とし)」「保革(オイル)」「予防」「メンテナンス(仕上げ)」の4つに分けています。汚れを落としてからオイルを塗り、最後に磨く、という順番で考えると分かりやすいです。グラブ袋(1,650円〜)も多くの柄があります。
⚠ 色の濃いグラブは色落ちに注意。公式の商品ページには、天然皮革のため色落ちや色移りがあるという注意書きがあります。公式の型付けサービスの案内は確認できませんでした。型付けは購入するお店のサービスを確認しましょう。
🧒 少年野球の道具を選ぶ保護者の方へ
ジュニア軟式のグラブは、HYPER TECH R9(16,500円)、HYPER TECH COLOR SYNC(17,600円、ベトナム製)、上位のエクセルエリート(22,000円)など。公式によるとHYPER TECHは曲がりやすい作りで、買ってすぐ使いやすいのが特徴です。ジュニアのサイズはK・SSS・SS・S・M・L・LLの7段階です(販売店の表記)。バットはジュニア用ICON ONE(44,000円)や金属のJr. 5150(14,300円)があります。
少年用の価格の目安
| 道具 | 価格の目安(税込) |
|---|---|
| ジュニア軟式グラブ | 16,500〜24,200円 |
| ジュニア軟式の木製バット | 6,600〜9,790円 |
| ジュニア軟式の金属バット | 14,300〜20,900円 |
| ジュニア軟式のFRP製などの上位バット | 42,900〜44,000円 |
| 中学硬式の金属バット(イーストン) | 27,500円 |
※2026年10月時点の公式サイトの表示。金属バットの上限と中学硬式はイーストンの製品です。
グラブは、手ごろなHYPER TECH R9(16,500円)から、上位のEXCEL ELITE Wizard #02(24,200円)まであります。バットは、木製のBIG STICK(6,600円)なら手が届きやすいです。リトルリーグ用には「USA BASEBALL公認」と書かれたICON(57,200円)もあります。
ジュニアのサイズの選び方
販売店のサイズ表では、ジュニアのグラブは身長の目安が付いています。
| 表示 | cm | 身長の目安 |
|---|---|---|
| K | 25.4 | 〜105cm |
| SSS | 26.0 | 100〜115cm |
| SS | 26.7 | 110〜125cm |
| S | 27.3 | 120〜135cm |
| M | 27.9 | 130〜145cm |
| L | 28.6 | 145〜155cm |
| LL | 29.2 | 150cm〜 |
※販売店(スポーツマリオ)のサイズ表より。目安が重なる身長は、手の大きさやポジションで選びます。
同じ表では、身長130〜145cmの目安はローリングス・ミズノ・ゼットのMがほぼ同じです。大きすぎるグラブは子どもが閉じにくいので、迷ったらお店で実際にはめてみましょう。
⚾ 草野球・一般軟式で選ぶなら
一般軟式のグラブは、日本製のHOH ADVANCE(38,500円)、専門店の評価が高いPRO EXCEL(30,800円〜)、MLB公認マーク入りのCOLOR SYNC(26,400円)、手ごろなHYPER TECH(19,800円)から予算で選べます。バットは複合のICON ONEか、金属の5150が候補です。
ローリングスを使うプロ野球選手
当サイトでローリングスのグローブを使っている選手はグローブの一覧にまとめています。ローリングスが公式サイトで公開しているNPBのアドバイザリースタッフは次の11人です(公式ではMLBの89人と合わせて100人)。
公式のNPBアドバイザリースタッフ
※ローリングス公式サイト「アドバイザリースタッフ」の掲載(2026年10月時点)。所属は当サイトの記事の表記です。MLBではマイク・トラウト、アーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパー、フランシスコ・リンドーアらが名を連ねています。
よくある質問
Q. PRO PREFERREDとHOH、どっちがいい?
公式の商品ページでは、PRO PREFERREDはカナディアンキップ、HOHはステアレザーが中心です(HOH JAPANは日本の原皮)。専門店のブログは、キップは艶が強く、HOHはずっしりと原皮に近い手触りで、どちらが上かは好みしだいと書いています。軽さや艶を重視するならPRO PREFERRED、しっかりした革や日本製を求めるならHOH(JAPAN)という選び方ができます。
Q. 高校野球で使えるローリングスのグラブは?
日本高野連の「2026年度 高校野球用具の使用制限」では、グラブ本体の色は「ブラウン系、オレンジ系、ブラック」とされ、紐や商標の色にも決まりがあります。公式はHOH UTILITYを「高校野球入門MODEL」としていて、商品名に「高校野球対応」と書いた販売店の商品もあります。MLB公認マークの入ったモデルなどは、使えるかどうかを買う前にお店で確認してください。
Q. ローリングスのスパイクは買える?
2026年10月時点の日本の公式サイトには、シューズやスパイクのカテゴリがありません。ローリングスジャパンの現行品として、野球スパイクは確認できませんでした。スパイクはほかのメーカーから選ぶのが現実的です。
Q. 高校野球の新基準に合う金属バットはある?
ローリングスブランドの硬式金属バットは、公式の一覧に見当たりませんでした。グループ会社のイーストンの硬式金属バット(R5 ST など、33,000円)は、公式ページで直径2 1/2インチ(表記は64mm)・900g以上と書かれ、販売店は「高校野球新基準」と表記しています。公式ページに「新基準」の文字はないので、買う前にお店で確認してください。
ほかのメーカーも見てみる
ミズノ、ゼット、SSK、アシックス、久保田スラッガー、ウイルソン、ハタケヤマの特徴と選び方もあわせてどうぞ。グラブに強いメーカーのザナックス、44(フォーティーフォー)、和牛JB、アイピーセレクト、ドナイヤも紹介しています。スパイク・ウェアが中心のブランドではニューバランス、ナイキ、アンダーアーマー、アディダス、デサント、ビモロも紹介しています。全メーカーの一覧は野球用品メーカー一覧から見られます。
ローリングスの注目モデルをもう一度チェック
参考:ローリングス日本公式サイト(会社概要・ローリングスの歴史・商品ページ・アドバイザリースタッフ・カスタムグラブ)、Newell Brandsの発表、東洋経済、BatDigest、野球用品専門店の解説(超野球専門店CV、ベースボールマリオ、太陽スポーツ)、レビューサイト、日本高等学校野球連盟「2026年度高校野球用具の使用制限」、楽天市場の商品ページ。価格・契約状況は2026年10月時点の情報で、変わることがあります。ロゴ画像:Wikimedia Commons(パブリックドメイン)。Rawlingsは米Rawlings Sporting Goods社の商標です。