
野球用品メーカー図鑑
アディダス adidas
ドイツ生まれの総合スポーツブランド。日本の野球ではスパイクとトレーニングシューズが中心で、高校野球対応の白い金具スパイクや少年用があります。打撃手袋は専門店で買えますが、グラブとバットの新品は公式の店や野球専門店で見当たりません。
※本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。商品リンクから購入されると当サイトに紹介料が入ることがあります。当サイトはアディダス ジャパン株式会社・独adidas AGとは関係のない独立したサイトです。
※「スパイクの記録がある選手22人」は、当サイト掲載の選手(OB含む)の道具データを2026年10月に集計した結果です(当サイト調べ)。
目次
アディダスってどんなメーカー?
ドイツ生まれ。日本の野球では「スパイク」が中心
アディダス(adidas)は、ドイツの総合スポーツブランドです。本社の公式サイトによると、創業者はアディ・ダスラー氏です。1924年に兄と靴の工場を始め、1949年8月18日に「アディダス」として会社を登録しました。本社はドイツのヘルツォーゲンアウラハにあります。
3本線のマーク「スリーストライプス」は、1949年に靴のデザインとして登録されたものです。公式によると、1950年にはサッカー用の「サンバ」が生まれました。今は野球用にも、このサンバの見た目を生かしたスパイクがあります。
日本では、アディダス ジャパン株式会社が売っています。採用サイトによると、1998年2月に設立された会社です。それより前は、デサントなどが日本の代理店でした(百科事典の情報)。
今の日本の野球用品は、スパイクとトレーニングシューズが中心です。アディダス公式の楽天市場店の野球カテゴリ(60件)は、シューズとウェアだけでした。グラブとバットは、公式楽天店にも、野球専門店ベースマンのアディダスの分類にもありませんでした。打撃手袋は、野球専門店で2026年モデルが売られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社登録 | 1949年8月18日(ドイツ) |
| 創業者 | アディ・ダスラー氏 |
| 本社 | ドイツ・ヘルツォーゲンアウラハ |
| 日本の販売元 | アディダス ジャパン株式会社(1998年設立) |
| 日本で買える野球用品 | スパイク、トレーニングシューズ、打撃手袋、ウェア |
| 日本で見当たらないもの | グラブ、バットの新品(2026年10月時点) |
※公式通販(adidas.jp)の野球ページは今回うまく開けなかったため、品目と価格はアディダス公式の楽天市場店(adidas Online Shop 楽天市場店)で確認しました(2026年10月11日時点)。
⚾ アディダスの野球スパイク
アディダスの野球スパイクは、大きく2つのグループに分かれます。1つは、日本の高校野球に合わせた白い金具スパイク「アディゼロ エレクトリック JP」です。もう1つは、カラフルな樹脂スタッド(TPU)のスパイクです。こちらは色の付いたデザインが多く、公式に「輸入品」と書かれた商品もあります。
- 日本向けの白スパイクがある。名前に「JP」が付くモデルは白一色です。販売店では「高校野球対応」の金具スパイクとして売られています。
- 軽さを重視。多くのモデルが、軽いクッション材「LIGHTSTRIKE(ライトストライク)」を使っています。
- デザインの幅が広い。赤・青・緑のスパイクや、サンバの見た目のスパイクもあります。ただし、色の付いたものは高校野球では使えません。
- 幅は「レギュラーフィット」。公式は2E・3Eのような幅の数字を出していません。
種類と価格の目安
| モデル | 底 | 公式楽天店の価格 |
|---|---|---|
| アディゼロ エレクトリック JP | 金具(販売店) | 14,300円 |
| エレクトリック JP ストラップ | 金具(販売店) | 14,850円 |
| インパクト 3.0 BSB | 記載なし | 19,800円 |
| サンバ TPU | 樹脂スタッド | 22,000円 |
| エレクトリック 2.0 TPU | 樹脂スタッド | 13,200円 |
| インパクト 2.0 TPU | 樹脂スタッド | 10,010円〜 |
※アディダス公式の楽天市場店の表示価格(税込、2026年10月11日時点)。エレクトリック 2.0 TPU・インパクト 2.0 TPUは「発売時の価格から値下げ」と表示されたセール価格です。旧モデル(アフターバーナー 9、アイコン 8 など)は売り切れでした。販売店では、エレクトリック JPが1万1千〜1万2千円台からありました。
アディゼロ エレクトリック JP(日本向けの白スパイク)
公式の説明では、エレクトリック JPは「日本のダイナミックな精神」から着想を得た野球シューズです。アッパー(足の甲を包む部分)は合成素材と布で、底は合成素材です。サイズは24.5〜29cmです。ひもで締めるJS2116と、面ファスナー(マジックテープ)のJS2166があります。
販売店(Baseball Park STAND IN)の説明では、JS2116は2026年春夏モデルの金具スパイクです。金具は「前7本+後ろ3本」の配置です。底は合成樹脂で、金具式です。別の販売店は、重さを327.2gと書いていました(サイズの記載はありません)。
面ファスナーのJS2166は、公式の商品ページに高校野球対応と書かれています。ひもを結ぶ手間がなく、すばやく履けます。緑色のJS2163もありますが、色が付いているので高校野球には向きません。
樹脂スタッド(TPU)とインパクト 3.0
TPUは、かたい樹脂のことです。公式によると、サンバ TPUは人工芝・硬い地面・乾いた天然芝向けです。上の部分(アッパー)はレザーと合成素材です。
エレクトリック 2.0 TPUは、公式によると、反発の強い「Lightstrike Pro」を使った、スピード重視の軽いスパイクです。塁間を走るときや、すばやいスタートを意識した作りとされています。インパクト 2.0 TPUは、靴下のようなニットで足を包むのが特徴で、24.5〜31cmと大きいサイズまであります。
インパクト 3.0 BSB(19,800円)は、赤・青・緑の3色です。公式は人工芝・天然芝・土で使える「マルチグラウンド」と説明していますが、金具かどうかは書かれていませんでした。
注目のモデルをピックアップ
高校野球
アディゼロ エレクトリック JP
白一色の金具スパイク(14,300円)。販売店では高校野球対応として売られています。
面ファスナー
エレクトリック JP ストラップ
公式で高校野球対応と表示。すばやく履ける面ファスナー式です。
樹脂スタッド
サンバ TPU
サンバの見た目を生かしたスパイク。人工芝や硬い地面向けです。
インパクトも見る
選び方の基本(金具・樹脂・サイズ)
金具スパイクは、金属の歯が土にささるタイプです。販売店の説明では、エレクトリック JPの金具は一歩目のキレを出す配置とされています。樹脂スタッドは、たとえばサンバ TPUの公式説明では、人工芝や硬い地面向けとされています。金具を使ってよいかは、チームやグラウンドのルールを先に確認してください。
サイズについて、アディダスの公式は幅を「レギュラーフィット」とだけ書いています。日本のメーカーの「3E」のような表示がないので、足の幅が広い人は、店で履いて確かめるのが安心です。0.5cm刻みで、モデルによって最小・最大のサイズが違います。
| こんな人に | 候補 |
|---|---|
| 高校野球で白スパイク | エレクトリック JP(ひも/ストラップ) |
| 人工芝・草野球 | サンバ TPU、インパクト 2.0 TPU |
| 足の速さを生かしたい | エレクトリック 2.0 TPU |
| 大きいサイズが必要 | インパクト 2.0 TPU(31cmまで) |
※表は公式・販売店の説明をもとにした目安です。
高校野球のルール(2026年度)
日本高野連の「2026年度 高校野球用具の使用制限」では、スパイクの表面はブラックかホワイトの一色です。ラインは両側に1か所ずつで、本体と同じ色にしなければなりません。アディダスの3本線も、白い靴なら白である必要があります。
マーク(商標)は、ベロ(ひもの下の部分)に1か所、縦3cm×横5cm以内です。靴底に赤・青・緑のような目立つ色は使えません。白い靴の場合、はき口とベロの裏は、汚れ防止のため黒やシルバーでもかまいません。
⚠ カラースパイクは高校野球では使えません。赤・青・緑のインパクト 3.0は使えません。白地でも、3本線や靴底に別の色が入ったモデル(サンバ TPUなど)は、ルールに合わないことがあります。高校生は「高校野球対応」と書かれた白一色のモデルを選んでください。
手入れ・P革
P革は、スパイクのつま先に縫い付ける補強の革です。つま先のすり減りを防ぎます。販売店では、エレクトリック JP(JS2116)が「縫いP可能」として売られていました。加工は買った店に相談します。
アディダスの公式の、野球スパイク向けの手入れ方法は見つかりませんでした。取り替え用の金具を公式が売っているかも確認できませんでした。公式の情報が少ないので、金具のゆるみや修理は、買った店に相談するのが確実です。
買う前に知っておきたいこと
- 日本向けのモデルが少ない。公式楽天店で、白の金具スパイクはエレクトリック JPの2タイプだけでした。
- 幅の表示がない。2E・3Eのような表示がなく、幅広の足に合うかは履いてみないと分かりません。
- 旧モデルは売り切れが多い。公式楽天店の野球カテゴリ60件のうち、20件以上が売り切れでした。
- 情報が少ない。重さや金具の本数を、公式はほとんど書いていません。
👟 トレーニングシューズ・ターフシューズ
練習やアップで使うシューズもあります。公式楽天店で買えたのは、アディゼロ インパクト 2.0 ターフシューズ(9,240円)です。人工芝用のゴム底で、公式楽天店では「発売時の価格から値下げ」と表示されていました。白・黒・グレーの3色で、24.5〜31cmです。
面ファスナー3本のジャパン トレーナー ACは、公式楽天店では売り切れでした。野球専門店の通販では、まだ販売ページがありました(販売店の定価は6,500円で、税抜とみられます)。
| モデル | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| インパクト 2.0 ターフ | ひも・人工芝用 | 9,240円(公式) |
| ジャパン トレーナー AC | 面ファスナー3本 | 定価6,500円(販売店・税抜とみられる) |
※「公式」は公式楽天店の税込価格。ジャパン トレーナー ACは販売店の定価で、税込か税抜かの表示はありませんが、同じ店の他商品の定価と比べると税抜とみられます(2026年10月11日時点)。
🧤 アディダスの打撃手袋(バッティンググラブ)
打撃手袋は、公式楽天店にはありませんが、野球専門店で2026年モデルが売られています。上位モデルはTOP1とTOP2で、どちらも両手用です。販売店の説明によると、TOP1の手のひらは羊の革(スムースシープレザー)です。
- 色が多い。販売店では、TOP1・TOP2あわせて20種類以上の色の組み合わせが並んでいました。
- 白と黒は高校野球対応。販売店(ベースマン)では、TOP1の白と黒に「高校野球対応」の表示がありました。
- 手首は通気性重視。TOP1は手首のベルトがメッシュ構造です(販売店)。
| モデル | 対象 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| TOP1(LBG205) | 大人・両手 | 6,336〜6,611円 |
| TOP2(LBG305) | 大人・両手 | 6,336円 |
| LBG405 | 両手・大人/少年 | 2,842円 |
| JUNIOR(LBG904) | 少年・両手 | 2,638円 |
※野球専門店の販売価格(2026年10月12日時点)。TOP1・TOP2はベースマン(税込・税抜の表示なし)とスタンドイン(税込)の価格で、希望小売価格は7,920円と表示されていました。LBG405・JUNIORはスワロースポーツの税込価格です。サイズはS(22〜23cm)〜O(28cm)で、手のまわりの長さで選びます(販売店)。旧モデルのLBG204はインドネシア製でした(販売店)。
高校野球で使うときのルール
高野連の使用制限では、手袋は白(革の自然色を含む)か黒の一色です。マークは手袋と同じ色で1か所、7平方cm以下です。また、ひとまわり大きい走塁用の手袋は使えません。アディダスには走塁用手袋(LBG705)もありますが、高校野球では使えないので注意してください。
高校野球
TOP1(白・黒)
販売店で高校野球対応と表示。手のひらは羊革です。
- 販売元が分かりにくい。公式楽天店には無く、販売店のページにも日本の販売元の会社名は書かれていませんでした。
- 品切れの色もある。販売店では、選手名が付いた色の一部や旧モデルに品切れがありました。
🙅 グラブ・バットは今は見当たらない
2026年10月時点で、アディダスのグラブとバットの新品は、日本の公式の店や野球専門店で見当たりません。公式楽天店の野球カテゴリにはなく、野球専門店ベースマンでもアディダスのグラブ・バットの分類は0件でした。
以前は、日本でもグラブを売っていました。2018年の野球専門店のブログでは、日本製のステアレザー(牛革)を使った硬式グラブなどが紹介されています。2019年の個人ブログでは、「アディダスプロフェッショナル」のグラブが1万8千〜2万2千円ほどと書かれていました。
ただし、いつ、なぜ販売をやめたのかについて、公式の発表や報道は見つかりませんでした。買取店のページには「国内グラブ市場から撤退」とありますが、年月は書かれていません。当サイトのデータには、アディダスのグラブ(4人)やバット(5人)の記録もありますが、過去の記録を含みます。
ウェアは、公式楽天店で練習用のTシャツやウインドジャケットなどを売っています(Tシャツ5,170円から)。ただ、高校野球では、ユニフォームの外から見えるアンダーシャツやストッキングにマークを付けられません。試合用のアンダーシャツは、公式楽天店にはありませんでした。
👦 少年用(ジュニア)
少年用のスパイクは、キッズ アディゼロ エレクトリック JP(9,350円)です。公式によると白一色で、面ファスナーのストラップで留めます。サイズは19〜24.5cmです。販売店の説明では、底は樹脂のポイント(埋め込み式)です。
トレーニングシューズは、面ファスナー3本のジャパン トレーナー AC Kがあります(24.5cmまで、販売店)。打撃手袋は、少年用のJUNIOR(LBG904)が販売店で2,638円(税込)でした。
| モデル | 種類 | 価格 |
|---|---|---|
| キッズ エレクトリック JP | ポイント | 9,350円(公式) |
| ジャパン トレーナー AC K | トレシュー | 6,000円(販売店定価・税抜とみられる) |
| JUNIOR(LBG904) | 打撃手袋 | 2,638円(販売店) |
⚠ 親の方へ。小学生のチームでは、金具のスパイクを使えないことがあります。学童でのルールは今回の調査で確認できなかったので、チームや連盟に確かめてください。サイズは店で履いて確かめると安心です。
少年用の手袋も見る
アディダスを使うプロ野球選手
当サイトのデータで、アディダスのスパイクが記録されている選手は22人です。そのうち、公式の発表・報道・販売店の情報で、アディダスとの関係が確認できた選手を中心に紹介します。
アディダス ジャパンの2014年2月4日の発表資料によると、高橋周平選手・西川遥輝選手・山田哲人選手とアドバイザリー契約を結びました。対象には、スパイクのほかバットやグローブなども含まれていました。2016年4月の記事では、アディダスとアルペンのキャンペーンで則本昂大選手が「アディダス契約選手」として紹介されています。打撃手袋では、販売店(ベースマン)が商品名に「度会隆輝選手使用予定」「周東選手使用予定」などと書いています。これは販売店の表記で、本人や球団の発表ではありません。
公式の発表・報道・販売店の商品名に、アディダスと名前が出ている選手
当サイトのデータでアディダスのスパイクが記録されている選手(抜粋)
※所属は当サイトの記事の表記です。2014年・2016年の契約が今も続いているか、また上の選手が今アディダスのスパイクを使っているかを示す公式・報道は、今回の調査では見つかりませんでした。打撃手袋の「使用予定」は販売店の商品名の表記で、本人の使用を確かめたものではありません。2段目の選手は、当サイトのデータにある記録です。当サイトのデータでスパイクがアディダスの選手は22人(一覧は /spike-maker/adidas/ )。
よくある質問
Q. アディダスのグラブやバットは買える?
2026年10月時点で、新品は見当たりません。公式楽天店にも、野球専門店のアディダスの分類にもありませんでした。販売をやめた時期の公式発表は見つかっていません。
Q. 高校野球で使えるアディダスのスパイクは?
白一色の「アディゼロ エレクトリック JP」です。面ファスナーのJS2166は公式で、ひものJS2116は販売店で高校野球対応と書かれています。色の付いたモデルは使えません。
Q. 足の幅が広くても大丈夫?
公式は幅の数字を出しておらず、「レギュラーフィット」とだけ書いています。幅が広い人は、店で履いて確かめるのが安心です。
Q. 打撃手袋はどこで買える?
野球専門店や通販の野球用品店で売られています。公式楽天店の野球カテゴリにはありませんでした。高校野球では白か黒の一色を選んでください。
アディダスの注目モデルをもう一度チェック
ほかのメーカーも見てみる
ミズノ、ゼット、SSK、ローリングス、久保田スラッガー、ウイルソン、ハタケヤマの特徴と選び方もあわせてどうぞ。スパイク・ウェアが中心のブランドではニューバランス、ナイキ、アンダーアーマー、デサント、ビモロ、バット・打撃用品・防具の専門ブランドではマルーチ、ヴィクタス、フランクリン、チャンドラー、ルイスビルスラッガー、ディマリニ、サムバット、ヤナセ、エボシールド、ベルガードも紹介しています。全メーカーの一覧は野球用品メーカー一覧から見られます。
参考:adidas Group「History」、アディダス ジャパン 採用サイト「私たちについて」、adidas Online Shop 楽天市場店(野球カテゴリ・商品ページ)、日本高等学校野球連盟「2026年度 高校野球用具の使用制限」、野球用品専門店の商品ページ(ベースマン、Baseball Park STAND IN、スワロースポーツ、エレファントSPORTS)、Timely!(2016年4月、アディダス×アルペン「DREAMキャンペーン」)、アディダス ジャパン 発表資料(2014年2月4日、アドバイザリー契約)、Wikipedia「アディダス」、価格.com・楽天市場の商品ページ。価格・契約状況は2026年10月時点の情報で、変わることがあります。